なりゆきで増えた私室用の小型アンプたち。昔から長く続いた電子工作の締めくくりという感じで作りました。だから使っている出力管はまちまちですし、回路もさまざま。それでも設計の基本的な方向は同じ。スペック的な目標も同じ。製作後も聴き比べてリファインして来ましたから、結果現状で出て来る音に大差はないはず。それでも、繋ぎ替えていろんな音楽をさまざまな状況で聴いているといくつか気になる点は出て来る。そうなるとあらためて回路を見直し。
あくまで気分的な事なのですが、寒い時期には発熱量の大きなアンプを使って、夏場は比較的熱さが少ないアンプを使うようにしています。繋ぎ替えると何か違って感じられる事がある。
8月になる頃、6Z-P1シングルアンプから6AK6プッシュプルに繋ぎ替え。最近はちょっと音量上げて聴くことが増えているのだけど、すると低音の安定感に何か微妙な違いがある。シングルとプッシュプルという事だけでは無いような。
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| 7.5kΩが無くて15kΩを並列にしました。 |
6Z-P1は古典的な管をもとに作られています。プレートは250Vかけられるのですが、G2は180Vに制限されています。そのため製作したアンプではG2の電圧はB+から抵抗で落としています。このあたり、何かありそうです。
あらためて規格を見直し。元が古典的な5極管という関係でしょうか、G2の電流が多目で変動も大きいです。GS電圧を抵抗で下げているので、電源のコンデンサ容量は大き目になっているのてすが。音量の変化に伴ってGS電圧がいくらか変動するはず。このアンプでは電源部を左右で分けていないので、この変動が隣チャンネルに影響する心配があります。
このG2電流による電圧変動を軽減するには、分流抵抗で電流を増やす(等値的なインピーダンスが下がる)のが簡単。現在電源投入時の過電圧保護に入っている抵抗には1mA流れています。電源トランスには余裕があるので、これを3mAに増やす事にしました。電圧が変わらないように電源部の抵抗4個を交換して、それ以外の部分はそのままにします。
必要なのは電力用の酸化金属(厚膜)4個です。通勤で購入するのが早く交通費込だと安いでしょう。でも、しばらくぶりに日本橋の様子も見に行きたい。酷暑が終わったような頃合いで買い物に。
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| 長くお世話になったナニワネジのお店も消滅しました |
ここ数年で一気にスカスカになって電気屋街の面影はほとんどなくなっています。部品屋も実質2軒だけになってます。小容量の炭素被膜や金属皮膜はまだE24で揃っていましたが、酸金抵抗はだいぶ歯抜けになって容量によって揃わなくなっていました。
ラグ板配線なので抵抗の交換は簡単に済みました。気分的なものかもしれませんが、変更によって音が少しくっきりし、低音の定位が若干向上した感じがします。

