2016年2月17日水曜日

6AK6 PP ドライバ部

部屋がちらかる作業は一気にした方が良いです。しかし手もと作業の場合は少しづつ進められるものもあります。

[ 完成した6AK6-PPアンプの詳細]

 まだ一部のCRが未購入ですが、ドライバ部のCR等は揃っています。 筐体加工が終了して配線のひきまわしも決まりましたから、今度は基板の配線作業。細い方のハンダこての出番です。

部品点数は多目。ジヤンパがたくさん飛んでます。抵抗は立実装にしました。

 今度の回路は自己平衡型。一見上下に対称なようで、細部はかなり違います。信号は後ろから前へと戻ってるし、NFも加わります。電源まわりは簡単に済みますが、全体としては部品が多目。
 今回もICピッチの穴開き基板に盛りつけます。真空管と同じ高い電圧がかかりますし熱の事もありますから、スルーホールのエポ板を奮発しました。引き回しの面倒そうな配線が多いので、これらは表にジャンパで飛ばしました。抵抗は立実装にしました。FETとトランジスタの計8石が並ぶのは6SN7プッシュプルの基板と同じですが、回路の簡潔さという点では現代的な差動回路の方が数段上です。