2014年2月24日月曜日

6BX7 Single : 電源とコンデンサ

もうひと航海する前にできる準備は少しづつやっておきましょう。

 6BX7のシングルアンプを作るつもりで、ゆっくり部品の準備です。押し入れの片付けは終わりました。修理や保守に使用しそうな物は残して、アンプか関連小物でも作るのに使えそうな物も残して、たぶん使わないような部品は思い切って廃棄処分。
 6BX7アンプに関して、必要そうな部品はひととおり拾い出しました。多少不似合いだったり過不足があっても使える物は活用するつもりで検討しました。あとは見つけた時が縁でぼちぼち揃えるつもりです。 

 ネットで見つけて通販したコンデンサが届きました。直径25mmの中から背の高さで選びました。ひと昔前なら220μなんてけっこう大きかったのですが、これはMT管よりひとまわり大きいぐらい。それでも手持ちの足(コンデンサバンド)を付けて見るとけっこういい感じに見えます。

手持ちのバンドに合う 直径25mmのコンデンサ

  6BX7のシングルアンプを作るとなると、確かめておく事があります。比較的安価な既成のトランスを使う場合、オペアンプの電源をヒーター用の6.3V巻線から作らなければなりません。半波の倍電圧整流を上下に重ねれば、±15Vぐらいが得られるはずです。原理的には問題無いはずですが、やはり先に確認。電流は小さいですが、リップルが逆相になりますから、念のため12Vの3端子レギュレータを入れます。
 
 という事で、前置アンプと合わせて基板に組みました。電源部もアンプ部も手持ちの部品をやりくりして済ませました。
  手持ちのヒータートランスを繋いで電圧を加えると、ちゃんと倍電圧の直流が出ます。そこで手持ちのオペアンプのひとつ挿して動作チェック。音声信号を入力して、出力をアンプへ入れると、ちゃんと普通の音が出ました。どうやら、このコースで進んで大丈夫そうです。